ヴォイニッチ手稿、ヴォイニッチ写本、Voynichi Manuscript、この謎の言語・書物のあらゆる情報をここに集めます。

ヴォイニッチ手稿の間

Alien writing

ヴォイニッチ手稿 VMについての仮説

あんな説やこんな説。学説 陰謀論 異世界 オカルト スピリチュアル、ヴォイニッチ手稿について様々な仮説一覧。リンクもいっぱい貼ってるよ。

更新日:

ヴォイニッチ手稿は未解読文字・未知の言語で、長年 プロ・アマ問わず多数の研究者、解読しようとしている人を手こずらせている古文書です。
様々な人達の研究や意見もむなしく解読できなかった結果、解読できない理由に焦点が移って色々な説が浮上してきます。
どのような説があるのか、調べてみました。
この記事をまとめるにあたって  ヴォイニッチ手稿とはニコニコ大百科 をかなり参考にさせていただきました。

暗号による書物説

ヴォイニッチ手稿 暗号説

暗号|Wikipedia

ヴォイニッチ手稿のテキストを『言語』ではなく『暗号』であるとする説
暗号となると、言語とは解読方法も異なって来る。
『伝えなければいけない内容』で尚且つ『伝わる事を防ぐ』という矛盾する狭間に暗号を解く『暗号キー』が…、もしくは暗号としての法則性がどこかにある と思われるが。。。
「最後のページ(116v)に暗号キーが隠されている」と言われているが…?
後述する ヴォイニッチ手稿の記述者が暗号キーを用意する前に殺されてしまった という発言もあるが…?
残念ながら、過去にプロ・アマ問わず、多数の暗号専門家が解読に挑戦していますが、失敗しています。

中世時代には アナスタシウス・キルヒャー という天才が解読を試みたという事になっていますが解読できず。

メアリー・ディンペリオ(Mary D'Imperio
アメリカの暗号学者。
ティルトマンの紹介で1975年に研究に参加、研究結果を纏めた著作
『The Voynich Manuscript: An Elegant Enigma』
ヴォイニッチ手稿 そのエレガントな謎)
を残している。
同書はヴォイニッチ手稿に関する標準的な参考書となっている。

ニコニコ大百科

 ヴォイニッチ手稿そのエレガントな謎voynich.com
この著書は 無料でPDFファイルとしてダウンロードが可能です(日本語訳版)。
「ヴォイニッチ手稿を研究するなら読んでおくべき著作」との事。

有名な所では、第二次世界大戦中の日本軍の暗号『パープル・コード』の全てを解読したと名高い ウィリアム・フリードマン が 長年に渡りヴォイニッチ手稿の解読に挑戦したが失敗に終わり、フリードマンは 「暗号ではなく 人工言語の類ではないか」という結論に達していた。

人工言語説

Artificial Language - Na'vi of AVATER

映画『AVATER』の中の惑星『パンドラ』で生活する『NA'VI 族』が話す言語『NA'VI 語』

 文書クラスタリングによる未解読文書の解読可能性の判定:ヴォイニッチ写本の事例三田図書館・情報学会
人工言語|Wikipedia
人工言語一覧|Wikipedia
人工言語の作り方人工言語学研究会
 エルフ語やクリンゴン語、ドスラク語やナヴィ語は本当の言語なのか?|TED Ed -YouTube
Learn the Na'vi Language(Na'vi 語学習サイト)|Learn Na'vi

ヴォイニッチ手稿は 意図的に作られた人工言語ではないか?という説
ヴォイニッチ手稿の文章は、他に同一の言語で記した 文献・書物・記録、言い伝え、言語そのものやルーツなどが一切存在しない点や、前項にあるように、暗号としての解読に失敗している経緯からも来る『人工言語説』。
 自然言語 としての見解もあります)
また、世界中の複数の研究者による解析で 「ヴォイニッチ手稿のテキストは デタラメではない(解読可能である)」という検証結果が出ており、「繰り返しが多い事が言語としておかしい」という指摘に対して言語学者の Stephan Bax 教授は 「繰り返す事で他の意味になる場合がある」という観点などから デタラメ説(解読不能説)に否定的です。
人工言語と仮定しても、支持されている解読法はまだありませんが、完全解読されるまで 今後もこの説は根強く残る事でしょう。

錬金術書説

Voynich alchemy

ヴォイニッチ手稿の後半ページに多く見られる 筒状の器のような物 ※画像にトリミング、色調補正・彩度補正、文字入れ等を施してあります

錬金術|Wikipedia

ヴォイニッチ手稿の内容は 錬金術に関する事ではないかという説
植物のイラストや、複数の植物の根っこ等が並んだページには、筒状の容器(?)のようなイラストがあり、それらは 錬金術に使う道具ではないか?という。

12世紀~17世紀にかけて盛んだったと思われる錬金術。
卑金属から 貴金属(特に金)を生産するための技術とされ、活発に研究されてきた歴史があります。
ヴォイニッチ手稿が生み出されたとされる15世紀辺りもその時期に当てはまり、それらの書物は注目を集めていたようです。
そんな時代背景で生まれたヴォイニッチ手稿であれば、「錬金術書ではないか?」というのは自然な流れですね。

実際に、同じ年代辺りで他にも植物がイラスト付きで沢山記された写本が多数あり、なんとなくヴォイニッチ手稿と共通性を感じるような書物もいくつか見受けられます。
錬金術そのものをテーマとした写本もありますし、文字が未知の文字である事を除けば、内容は普通の錬金術書 という可能性はあるわけですね。

薬草学書説

Harley MS 1585 F24V

Illustrated pharmacopoeial compilation 薬草学書 12世紀(Harley MS 1585 F24V)

薬草|Wikipedia
Voynich Manuscript の解読を名乗り出た人々Voynich.com
 Leonell C. Strong|Wikipedia
 Leonell C. Strong|Wily Oneline Libraty
Anthony Ascham (astrologer)|Wikipedia

Dr. Leonell C. Strong (ドクター・レオネル・C・ストロング)
という医師が 1931年に「ヴォイニッチ手稿の一部を解読した」と発表したそうで、ドクター・ストロングが言うには、
ヴォイニッチ手稿の著者は 1553年頃に活躍していた 植物学者(占星術師とWikipediaには書かれているが)の Anthonie Ascham(アンソニー・アシャム)で、その内容は、薬草学についてである
との事。

占星術師でもあり 薬草学にも長けているなら、確かに ヴォイニッチ手稿の挿絵に合う内容が書けそうな人ですね。
しかし、ドクター・ストロングは、どうやってその結論を導き出したのか、解読したのかを公表しなかったため、一般的には受け入れられなかったという。
それでも、『薬草学の書』という可能性が全く無いわけではなさそうですね。

Dr. Leonell C. Strong の著書ですが、肝心のVMを解読したとする本は探せませんでした…。

医学書説

WATERCOLOUR SYMBOLS MS 4775 F74

WATERCOLOUR SYMBOLS MS 4775 F74

 解読不能の奇書「ヴォイニッチ手稿」、ついに解読!? 懐疑的な意見も続々|ねとらぼ
 ちょっと待った!ヴォイニッチ手稿を解読したというニュースに異論続出。中世のラテン語ではないし目次が存在したという証拠はないと専門家らが主張|カラパイア

中世の医学や健康について書かれている書物ではないか?
これは 研究家の間では以前から言われていた説だそうですが、なにせ文字の解読が困難を極めているため 根拠を示して発表に漕ぎ付くには 相当大変な事である事が伺えます。

2017年9月のニュースが記憶に新しい、
 Voynich manuscript: the solution|THE TIMES LITERARY SUPPLEMENT
この解読成功のニュースでも、「女性の健康について、医学の書である」という発表がありました。

ただ、「医学書なのではないか?」というレベルの話なら過去に沢山あって、周囲を納得させるだけの検証や証拠が無いからこそ ヴォイニッチ手稿は未だに未解読な訳ですね。
正しい解読法であれば、誰がやっても 同じような結果に行きつくはず。
この時のニュースでも、解読法をある程度説明はしていますし、参考・比較に検証した写本も提示がありますが、既に知られた情報で、解読法も「その方法では解読できんよ」という世界中から異論・つっこみされまくり、まぁ、結局は認められずに 一説に終わったという感じです。

この  TLS: THE TIMES LITERARY SUPPLEMENT
という媒体が 権威のある媒体だそうで、それが余計に世界中からのつっこみが殺到する原因になったようです。
例えば日本で N○Kが 間違った情報や根拠のない情報をを堂々と報道したとしたら…クレームが殺到するのは予測できます。

とは言え 『医学書である可能性』は、今後も説としては残り続けると思われます。

異端派教義書説(カタリ派)

Voynich Manuscript F79v CROSS

ヴォイニッチ手稿 F79V の 十字架を持つ女性 ※画像に色調補正・彩度補正を施してあります

Voynich Manuscript - f79vBeyneche
 Solution of the Voynich Manuscript|Leo Levitov

ヴォイニッチ手稿は、当時のキリスト教の異端派とされる『カタリ派』が 書いた物だとする説
1987年 レオ・レヴィトフ という人が書籍としてそれを発表しているのが、この説の提唱者の中では有名だそうです。
「女性のイラストは、カタリ派の中の儀式の様子であり、植物もカタリ派のシンボルを表している。言葉は複数の言語の文字を合わせた言語だ」
というのが大まかな Dr.レヴィトフ の発表内容。

VMにキリスト教を思わせるイメージはないですが、1ヵ所だけ 女性が片手に十字架を持っているイラストが描かれている部分があり(79v)、関連性は確かに気になる所。

昔は宗教弾圧や魔女狩り、紛争・戦争 現代より広範囲に渡る激しい時代背景があり、文書を暗号化するという事も身を守るために必要であった場合も考えられる事ではあります。
なので、これも一説自体は否定されるべきものではないと思いますが、やはり この説を説得力を持って提唱する人は まだいないようです。

捏造文書説

fake image

『世界最小の猫』として拡散されてしまった 合成画像

捏造(科学分野)|Wikipedia

この件では広い意味で、ヴォイニッチ手稿の中身は 「全く意味をなさない文章である(解読不可能)」という説の相称。
目的不明だったり人を欺くためだったりの、 『いたずら説』 『でっち上げ説』もここに含まれます。
「誰による捏造か?」については指定しない捏造説もありますが、お金儲けに絡めて以下のお二方の捏造説が有名です。

発見者:ウィルフリッド・M・ヴォイニッチ による捏造説

ヴォイニッチ手稿は発見者:ウィルフリッド・ヴォイニッチの捏造?という説について

『世界最大の謎の本』 from TED ed ※画像に色調補正を施してあります

西暦1912年に ウィルフリッド・ヴォイニッチさんが この手稿を発見した事で現代に広く知れ渡る事になったヴォイニッチ手稿。
この事から、実は「ウィルフリッド・ヴォイニッチさんが作って(捏造して)高く売ろうとしたのではないか?」という説です。
古書販売をしていたという立場も加わって、そういった偽装をする知識や技術もあったと思われたのでしょう。
「事件では第一発見者を疑え」
という訳ではないでしょうが、最初に疑いをかけられてしまう事は 流れとして仕方がないのかも知れません。

これについては、発見者:ウィルフリッド・ヴォイニッチさんが発見する以前から(というより 彼が生まれる前から) ヴォイニッチ手稿が存在していた事が現在では分かっている事から、この説は否定されています。

『謎の錬金術書』として ジョン・ディーによる捏造説

Symbolic alchemical watercolour drawings MS 4775 F74

Symbolic alchemical watercolour drawings MS 4775 F74

錬金術|Wikipedia
ジョン・ディー|Wikipedia
ジョン・ディー 自筆の 蔵書リストTRINITY COLLEGE
エドワード・ケリー|Wikipedia
ルドルフ二世|Wikipedia

中世ヨーロッパに存在していた事が(ある程度)分かっている『ヴォイニッチ手稿』。
その当時、錬金術 がとても注目されている時代背景がありました。
おそらく、錬金術についてのアイテムや書物が注目され、商売・生業にしていた人も少なからずいた事でしょう。
その中で、『ヴォイニッチ手稿』を捏造したのでは? と疑いをかけられている一人が 『ジョン・ディー』という人物。
ジョン・ディー がVMの捏造を疑われた理由にはいくつかあると思われます。

  • 自身が錬金術師でもあった
  • 沢山の古書・錬金術書を所有していた
  • 「謎の古文書を解読しようとしていた」という記録がある
  • 未知の言語『エノク語(天使の言語)』を公表した事がある
  • ヴォイニッチ手稿を所持した一人と言われている 『ルドルフ二世』との接点がある(ジョン・ディーがルドルフ二世にヴォイニッチ手稿を売ったのでは?と言われている)

とまぁ、条件が揃い過ぎているくらい揃っている感じです。それ故、
錬金術に興味を持っているルドルフ二世に高く売るために ジョン・ディー(もしくは エドワード・ケリー、または二人の共謀)がヴォイニッチ手稿を 錬金術書として捏造した
というのが捏造説の中で最も有名な説です。

ジョン・ディーは、錬金術師、占星術師、学者 と書かれていますが、よく聞くのが 『魔術』『天使』との関係で、現代からしてみれば、ヴォイニッチ手稿 と並んで『ジョン・ディー』自身が 研究対象として成り立つほどの存在。
時代背景や錬金術が注目されていた事、ヴォイニッチ手稿が錬金術書ではないか?という説も相まって、ヴォイニッチ手稿の研究には ジョン・ディー研究者との連携が欠かせないのかも知れません。

また、謎の文字で記されているはずの『ヴォイニッチ手稿』の中に、明らかに見慣れた『アラビア数字』が記入されている所があります。
「フォリオ・ナンバー(folio number)」等と呼ばれているそれは、「ヴォイニッチ手稿の記入者とは別の人が記入した」と言われていますが、「ジョン・ディーが記入した」という説(写本学者が唱えた説)があります。

とは言え、全て 『一説』に過ぎず、ジョン・ディーは 自身の蔵書をリスト化していたそうなのですが、その中に『ヴォイニッチ手稿』を示すものが無いらしく、VMとの関連を連想させる条件が揃っているにも関わらず…ジョン・ディーは日記を残していたり蔵書リストまで作っているにも関わらず 証拠になるような記録が一切ない所がまた不思議です…。

ジョン・ディーの日記は 没後に書籍化され、現在は無料で手に入るようです(英語)。
(日記の全てかどうかは未確認)
無料の書籍の入手には クレジットカードなどの登録も必要ありません。
以下は Google Play の中で無料で手に入る書籍です。
(Google Play 内なので開くには Google アカウントが必要です)
 A True And Faithful Relation|John Dee
Diary of Dr. John Dee|John Dee
The Private Diary of Dr. John Dee, and the Catalogue of His Library of Manuscripts|John Dee

写本説

Wriging The Voynich Manuscript

写本|Wikipedia

ヴォイニッチ手稿は 『その言語が記された書物・資料で唯一の存在』なので、『原本』と仮定された研究が多いですが、そもそも 『原本は他にあって ヴォイニッチ手稿は 写本なのではないか?』というのがこの説。
羊皮紙の年代測定では 西暦1404年~1438年頃に作られた羊皮紙である事が分かっているので、それ以降に作られた原本として研究されていますが、『写本説』が正しい場合、更に年代が古くなる可能性もあります。

写本説では?と言われている理由には、原稿にしては『書き損じが非常に少ない』というのが挙げられています。
また、『ヴォイニッチ手稿の原本はどの本なのか?』という一説に、以下の本が挙げられています。

Gospel of St. Dunstable(The Book of Dunstan)からの写本説

Saint Dunstan

St. Dunstan の姿を描いたステンドグラス ※画像に色調補正・彩度補正、傷の消去を施してあります

ドゥンスタン(Dunstan)|Wikipedia
 Gospel of St. Dunstable=Voynich Manuscript?|voynich.com
 「The Book of Dunstan」=ヴォイニッチ手稿○|ideaおじさんのヴォイニッチ手稿ブログ
 Glastonbury Classbook(MS. Auct. F. 4. 32)|Bodleian Libraries
(この写本中キリストの足元に跪いているのが ドゥンスタンの自画像と言われている。このキリストの絵、東洋の仏画みたいなイメージだな…)

カトリックの聖人である St.Dunstan という人が書いた書物が ヴォイニッチ手稿の原本ではないか?
というのがこの説です。
なぜこの本の名前が挙がっているのか?という所なんですが。
「ある日 エドワード・ケリーが 内容が読めない本 “Gospel of St. Dunstable” を ジョン・ディーの所に持ってきた」
という内容(ディーの日記)が残っているそうです。
ヴォイニッチ手稿は読めないので、当時本のタイトルとして何と呼ばれていたかも分かりません。
そこで、『読めない本 Gospel of St. Dunstable(Book of Dunstan)』=『ヴォイニッチ手稿』なのでは? という見解が出てくるのはごく自然な事に思えます。
また、ルドルフ二世に売るために 原本の『Book of Dunstan』から書き写したのが『ヴォイニッチ手稿』ではないか? という所で 写本説になる訳ですね。

では、VMの原本かも?と言われるこの『Gospel of St. Dunstable(Book of Dunstan)』は、そもそもどんな本なのか? どこにあるのか? どうなったのか? というのが気になるところですが、上記のリンク先からの情報ですと、
Book of Dunstan は焼失してしまい 確かめる術がない
と書いている所と
Gospel of St. Dunstable は、実はラテン語で(読めない文字と言っても置き換えただけの簡単な暗号だったとの事) 本当のタイトルも “Tractatus....de Lapide philosophorum (哲学者の石について)”という本で 現在オックスフォード大学に存在しています
と書いている所があり、どちらが正しいか 未確認ですが、オックスフォード大学のデータベースを検索しても 見つけられませんでした。
こういったデータベースは意外と検索しにくいのと、無料公開されていないパターンもあって、あるのか無いのかだけでも知りたいのですが、未確認…です。

念のため 『Google Books』『Google Play』でも検索してみましたら、『Google Play』の方で 無料の本がヒットしました。
ひょっとしたら タイトルが似ているだけかも知れませんが。
著者がエドワード・ケリー になっているので、無関係ではなさそうです。

 Tractatus duo egregii, de lapide philosophorum|Edwerd Kelley

『Google Play』の書籍で無料のものは、クレジットカードなどの登録も必要なく、入手する事ができます。
Googleアカウントは必要です。

ただ、この時の『読めない文字で書かれた本』が『Book of Dunstan』だと断定もできませんし、同じく それが『ヴォイニッチ手稿』そのものだった、と断定もできません。
後日談で ジョン・ディーの息子『アーサー・ディー』が
ア:「父(ジョン・ディー)は 象形文字しか書かれていない本の解読に長い時間を費やしていた
という発言をしていたという記録が残っているそうで、これが『Book of Dunstan』の事だったのか、『ヴォイニッチ手稿』の事だったのか、はたまた『エノク語(天使の言語)』だったのか…。
研究者の頭を悩ませます…。

ジョン・ディーと エドワード・ケリーは、色んな説で絡んできますね。
前項で 「謎の古文書を解読しようとしていたという記録がある」と書いたのはこの事でした。
このジョン・ディー絡みの写本説は、『捏造説』とも絡んでいますね。

芸術家によるアート作品説

Voynich Manuscript hypotheses Art

左:Codex Seraphonianus、右:ヴォイニッチ手稿 ※画像に色調補正・彩度補正、文字入れ等を施してあります

 コデックス・セラフィニアヌス|Wikipedia
 未知なる世界を未知なる言語と挿絵でつづった、異世界の百科事典「コデックス・セラフィニアヌス」カラパイア

ヴォイニッチ手稿は、文字を含めて全て芸術の一環としてのアート作品ではないか?
というのがこの説。
ヴォイニッチ手稿とよく比較される本の中に 『Codex Seraphinianus』という本がありますが、これが正に未解読文字を含めた 『芸術としての謎の本』ですね。
摩訶不思議な異世界の百科事典という感じで、作者が描いたイラストと共に、独自の文字で飾られています(未解読文字ですが、作った本人は 言語の背景に隠された意味は無いと明かしているそうです)。
ヴォイニッチ手稿は、この『Codex Seraphinianus』のような意図で作られた本ではないか?という事ですね。

個人的には…
それなら どこかに署名やタイトルが読める文字で書かれていないだろうか?
あと、芸術作品なら もう少し『狙った美しさ』を意図して書かないだろうか?
他の写本を参考にしているような節もうかがえる点を考えれば、文字を整列させる事や 前もってい余白を考えてイラストを描く という事をしないだろうか?
という疑問があるのですが、皆さんはどう感じるでしょうか。

ちょっとお高いけど、欲しい気もする。



表紙画像だけでは分からないですが、動画を見ると かなり分厚くて 上質な紙に印刷されているみたいで、これはこの値段なのも頷けますね。

魔法・まじない・呪文書説

ヴォイニッチ手稿は 魔法やまじないが書かれている?

上:ヴォイニッチ手稿、中段:Harley MS 4346、下:MS.C 101 ※画像に色調補正・彩度補正、文字入れ等を施してあります

Voynich Manuscript - f116v|Beyneche
 Harley MS 4346 - f67vBritish Library
 Zürich, Zentralbibliothek Ms. C 101 - f91r|e-codices

ヴォイニッチ手稿は、魔法やまじない、呪文について書かれた本ではないか?
という説。

 Voynich Manuscriptは何が書かれている、どのような書物なのか?|voynich.com

これも、ありえそうな話ですね。
魔法陣のように見える図もありますし、儀式をしている図とも思えるものもあります。

上記リンク先の情報を見て 「おぉっ!」と思ったのが…、
ヴォイニッチ手稿の最終ページ(f116v)に、4行だけ文字が書かれているのですが、そこは 1ヶ所を除き ヴォイニッチ・アルファベットではないんですね(ラテン語らしい)。
で、単語と単語の間に『+』が書かれているんです。
「これなんだろう?」と思っていたのですが、他の写本では単語の間に 『+』が書かれている所は 「十字を切る」事を示していて、その文章全体が 呪文やまじないの文言であるとの事
十字を切るという事は、呪文ではなくて祈りや願い、神にささげる言葉、という感じでしょうか。
その例で解釈すれば、ヴォイニッチ手稿の f116v も、祈りが込められた文言なのでしょうか?
そして、ヴォイニッチ手稿全体も 魔法、祈り、まじない、呪文、そんな事が書かれた書物なのでしょうか?

日記説

Writing

日記|Wikipedia

ヴォイニッチ手稿全体が日記として書かれたモノではないか?
という説。

あまり指示されている説ではないようですが、ない事はないと思いますね。
指示されていない理由は、未記入の羊皮紙のノートがあり、それに順番に日記を記していく…、という風に普通の日記と考えると、途中の折り込みページの説明が出来ない…という事など、日記として説明しようとすると無理があるようです。

個人的には…
高価な羊皮紙(ベラム)に、いきなり書き損じ無く 日記を書いていく、という所に不自然さを感じるのですが、その時代では普通にあった事なのでしょうか。
それにしても、なぜ 未知の言語なのかが分かりませんし、こういったプロセスなら 他にも資料や紙片が出てきてもおかしくないはずですよね…。

スケッチブック説

Iconographic sketch-book

Iconographic sketch-book - Add MS 43868 - F26R

Iconographic sketch-bookBritish Library

Notebook of Leonardo da Vinci - The Codex Arundel

Notebook of Leonardo da Vinci - The Codex Arundel - F24V

レオナルド・ダ・ヴィンチ|Wikipedia
レオナルド・ダ・ヴィンチ手稿|Wikipedia
Notebook of Leonardo da Vinci ('The Codex Arundel'- アランデル手稿)全ページ閲覧可能British Library

ヴォイニッチ手稿は 誰かのスケッチブックではないか?

というのがこの説。
スケッチブック説も、『日記説』や『アート作品説』と通ずるアイディアですね。
ヴォイニッチ手稿はイラストが多いため、この説が出て来たのも頷けます。
それでも、『考えられるアイディア』であって、根拠や検証結果などを示すには情報が無さすぎるといったところでしょうか。

この時代のスケッチってどれくらい残っているものなのか?
偶然見つけました…(※ 以下 2017.12.20追記)。
上画像は、スケッチだけが多いノートと、文字も一緒に書かれているノート等 数冊ありました。
下写真は、言わずと知れた レオナルド・ダ・ヴィンチの手によるもので 約5000枚ほど残っているというレオナルド・ダ・ヴィンチ手稿の一部『アランデル手稿』というもの。
ダ・ヴィンチ先生は…やっぱり格が違いますね…。
とは言え、やはり、どちらも羊皮紙ではなく素材が『紙(paper)』と書かれています。
スケッチは清書ではないですから、スケッチやメモをするという意識で羊皮紙は使わない…ですよね…。
だからと言って 「ヴォイニッチ手稿がスケッチブックではない」という根拠にはなりませんが。

古代文明文献説

ヴォイニッチ手稿は 古代文明の知識を書き記したものではないか?
というのがこの説。
どの古代文明から? という所では 大きく分けて以下の2つが有名な説みたいです

ヨーロッパの文明説

Codex Runicus (AM 28 8vo.)

ルーン文字によって記述されたデンマークの法律(西暦1300年頃の写本)※画像に色調補正・彩度補正、文字入れ等を施してあります

 Codex Runicus(AM 28 8vo.)manuscript.ku.dk
 Codex Runicus|Wikipedia(英語)

ヨーロッパにキリスト教が広まる前に、ルーン歌謡・伝統歌唱を密かに伝えるために書かれたモノではないか?という説。

上記の 『ルニクス写本』は、ルーン文字で記載されている デンマークの法律書。
キリスト教の広まりや、それに伴った英語・ラテン語など、外来文化の流入から文化を守るためにルーン文字で記載したらしい。
これなら、わざわざ 「暗号化したり 人工言語にする」 という理由が頷けますね。

アステカ文明 古代ナワトル語 説 (論文A)

Codex Osuna ※色調補正を施しています

Codex Osuna(Painting of the Governor, Mayors, and Rulers of Mexico(見開き表示可能)|World Digital Library
Codex Osuna(Pintura del gobernador, alcaldes y regidores de México)(PDF表示)|The European Library
Badianus Manuscript: An Aztec Herbal, 1552Historical Collections at the Claude Moore Health Sciences Library

(論文A) A PRELIMINARY ANALYSIS OF THE BOTANY, ZOOLOGY, AND MINERALOGY of the VOYNICH MANUSCRIPTAmerican Botanical Council

また、アステカ文明の写本の文字に ヴォイニッチ・アルファベットに似た表記が見受けられ、ヴォイニッチ・アルファベットと 古代ナワトル語の関連性を指摘している人がいます。

上記『論文A』 ではヴォイニッチ・アルファベットの 『k』や『t』に似た文字で、古典ナワトル語では 『 tl 』を筆記体で崩した形と似ていると指摘しています(論文A)。

ただ、上記論文中の 『コデックス・オスナ』のフォリオナンバーが、自分が確認したそれは、フォリオナンバーがなく、ページ数だったため、正確なフォリオナンバーが分かりません。
また、論文中では『Codex Cruz-Badiano』は画像付きで解説しているのに対して、『Codex Osuna』の解説はテキストのみであるため、どこを指して言っているのかが具体的には分からず、ここでは論文中で指摘している部分についての説明・感想は控える事にしました。
(上記画像は フォリオナンバーと思わしき数字が書かれているのを頼りに、左:f12v、右:f37v の画像を使いましたが、正しいかどうかは未確認です)

アステカ文明 古代ナワトル語 説 (論文B)

Codex Magliabechiano 24 page

Codex Magliabechiano P24

Codex Magliabechiano CL. XIII.3|FAMSI
 Codex Magliabechiano|Wikipedia
 Otlazpan, Códice deWiki-Philology
Códice de Santa María Asunción|Wikipedia
Codex Osuna(Painting of the Governor, Mayors, and Rulers of Mexico(見開き表示可能)|World Digital Library
Codex Osuna(Pintura del gobernador, alcaldes y regidores de México)(PDF表示)|The European Library

(論文B) The Voynich Manuscript: Aztec Herbal from New SpainNick Pelling

Nick Pelling さんの論文でも、メソアメリカの写本『Codex Osuna』や『Códice de Santa María Asunción』の中のテキストに、ヴォイニッチ・アルファベットとの共通性をかなり見出している様子。
論文中の写本のコピーに、沢山のマーキングがありました。
他に、イラストなどのヴィジュアル面の共通性についても、『Codex Magliabechiano』との比較があります。
ヴォイニッチ手稿とアステカ文明の文献との共通点…興味深いです。

管理人の気づき

Codex Osuna と Voynich Manuscript のアルファベット比較

論文の写本を全ページ閲覧可能なサイトを探していて、(『Codex Cruz-Badiano』は探せなかった…) 『Codex Osuna』を見つけて個人的に気づいたのが、ヴォイニッチ手稿の 『 f1r 』にある『 ü 』に似た文字が使われている部分(画像参照)。
使われ方も 「文頭の段落の前」という共通点があり、この文字(記号?)の意味が知りたいと思ってネットを探しましたが見つからず、ひとまず断念。
ナワトル語のこれの意味をご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただけると嬉しいです。

楽譜説

Old Music Scores

 ヴォイニッチ手稿はどうみても楽譜ここは3.11後の日本
秘密の文書?楽譜?ヴォイニッチ手稿の存在意義に迫る!古今東西怪談奇談
中世の楽譜が書かれた写本のリンク| The Schoyen Collection

ヴォイニッチ手稿は楽譜じゃないのか?
というこの説、自分的にはその発想が無かったので斬新な発想に思えましたが、言われてみれば同じ音の繰り返し、同じ感覚の長さで繰り返し、音楽やリズムならそんなパターンがありますね。
それに、音譜だとしたら言葉として解読しようとしても無理があり、これまで解読できなかったのも頷けます。
音楽だとして具体的にどうなの?という気もしましたが、上記サイトでは 構具体的に古い楽器用(尺八)の楽譜を文字化などして考察していて なるほどと思う部分がありました。

参考に中世あたりの時代の楽譜って どんなんだったんだろう?と思い、ネットを巡ってみました。
中世のヨーロッパでは 五線紙で書かれている辺り、今の楽譜と似た印象を覚えました。
音符は ◆ を書いて表現されています。
よく知られる楽器や 歌の旋律の場合は その表記が多いのだと思われます。
時代的・表現もありますが、楽譜は 文化と楽器ごとに違うと考えた方が良いですね。

それにしても、イラストも沢山描かれているわけですから、楽譜なのだとしたら、楽器や歌っている様子の絵もあっても良さそうですね。
楽譜だとしても他に無い記述法の楽譜…、普通には読めない謎…。
やはり、そこには 解読されたくない何かがあったのでしょうか…。

異言(真性異言)説

Xenoglossy 真正異言 知らない言語で話す現象

日本語しか話せない女性が、過去生への退行催眠中にネパール語で話している様子。ネパール人女性に名前を訊かれて「ラタラジュール」と答えた場面。

 真性異言|Wikipedia
エドワード・ケリー|Wikipedia
 エノク語|Wikipedia

真性異言とは トランス状態や、催眠状態の時などに 母国語以外の 普段は話せない言語を話す現象
ヴォイニッチ手稿の場合は、エドワード・ケリーの真性異言の状態が関係しているのではないか?とも言われていますね。
『エノク語』のように、ヴォイニッチ手稿は エドワード・ケリーが見た事・言った事を ジョン・ディーが書き記した物ではないか?と。
言語の内容はともかく、どうやってヴォイニッチ手稿が出来たか?という意味で、可能性はありますね。


6.ラタラジューの事例
https://www.youtube.com/watch?v=JBiM7rU6jmQ
昔 アンビリーバボーの過去生の話で放映された事がある女性の真正異言(この動画の25分辺りから。ネパール語の部分を始め、聞き取りづらい音声ですが、字幕が入っていて内容が分かりやすくなっています)。催眠セッション中に過去生の人格になり(呼び出し)、現世の本人が知らないネパール語を話している様子。『ラタラジュー』というのはその過去生での名前。ネパール人の質問に対し「分からない…」という言葉が多いが、朦朧としながらも答えている。ちなみに 「分からない…」という意味で言っている言葉は 正しいネパール語だとの事。

イルミナティ関与説

マンホールのデザインに ルミ○ティ?

Illuminati Official Website|Illuminati.am
Illuminati Official Twitter|twitter
Illuminati Official YOUTUBE Channel|YOUTUBE

イルミナティ|Wikipedia
最上位のイルミナティが初めて語ったこと(2010年)|カレイドスコープ
 ヴォイニッチ手稿は、異次元空間と三次元を1つに繋ぐための古文書だった!元宇宙人のスピリチュアルブログ

秘密結社なのに世界中で有名過ぎて SNS活動でマイナスイメージ(?)を払拭しようとしているようですが…。
公式ウェブサイトの出現で 逆に実在する事をハッキリさせてしまっていますし、動画を見ても本の目次を見ても、マイナスイメージを払拭するほどクリアではない気がするのですが…。

『カレイドスコープ』のは 記事が古いですが、内容は興味深いです。
メイン内容となる動画へのリンクが切れていますが、動画の内容を翻訳したものがテキストで掲載されています。
イルミナティの上位に位置する人物がインタビューアーに語る話で その中にヴォイニッチ手稿についての話があります。

私たち(イルミナティ)は、過去に二度、私たちの偉大な秘密の本質について暗号にして示そうとしたことがありました。
あなたは、おそらく世界一神秘的な原稿のことについて聞いたことがあるはずです。
それは、ヴォイニッチ手稿Voynich manuscript)です。
誰も、今までそれを解読できていません。
ヴォイニッチ手稿を書いた人たち(数人の男性)は、イルミナティのメンバーでしたが、彼らがそれを解読するキーをリリースする前に殺害されたのです。

「偉大な秘密の本質」とは?
イルミナティと言えば陰謀論が頭に浮かんできますが、それと関係があるのか?
むしろ、人為的に成された事ではあるので、秘密や文化・しきたり、身を守るために未知の記述法で書かれたという意味では 『ルニクス写本』のようにありそうな話です。
しかし、組織が巨大で権力も大きく、知られてはマズい内容となると…内容を知ってしまった記入者が殺されるという事に…。

『元宇宙人のスピ…』の記事でも、「イルミナティがヴォイニッチ手稿の内容を把握している事」や 「異次元・多次元と三次元を繋ぐ方法が書かれた本」と記事に書かれています。
また、「ヴォイニッチ手稿は宇宙に深く関係している」とも。
(この記事よりさらに詳しい話は 危険なので有料記事になるとの事)

ヴォイニッチ手稿の文字が、単なる言語だけではなく『秘密』であるなら、それを暴かれると困る人(団体)が居るという事ですね。
その団体が力を持っている場合、『秘密』に近づきすぎた人は 危険だと。
それが事実だとしたら、ヴォイニッチ手稿=危険、怖い という方向になりますが。
ただ、これだけ有名になって 現存する全ページが無料公開されているという事は、個人的には直接の危険性を感じていないのですが…気になるのが、『欠損ページ』は なぜ欠損しているのか?
そこを言及する記事や情報に まだ出会っていません。
欠損ページにこそ、重要な情報が書かれていたのではないか?
注目されやすいイラストが書かれていたのではいないか?
という気がしてならない…。

イルミナティが公式に販売している本(英語)
『Illuminatiam: The First Testament Of The Illuminati』
(イルミナティアム:イルミナティの最初の遺言)

予言なのか?陰謀のシナリオなのか? イルミナティ・カード が欲しい人、こちらから購入できます
INWO CCG Illuminati New World Order One With Everything 1995 Factory Set By Steve Jackson (Collectible Card Game Original Version 1.1 March 1995)- Factory Set [並行輸入品] 450枚入り(全て英語です)

異世界・パラレルワールド言語説

異世界新聞(創作)

左:2013年3月28日の朝日新聞に掲載の暗号記事(作品) 右:読めない文字のフォント『かいめつフォント』を使った異世界新聞風画像

 左画像の新聞に掲載された異世界新聞記事の作者についてNaver まとめ
右画像の異世界新聞風『かいめつフォント』の作者のtweettwitter
記憶が2つあるんだが不思議ネット
新たな解読者不思議ネット
 寝られないので昔話でも『読めない文字、そして解読』不思議ネット
 地球とか人類の謎を異星人から教わった話(アクァッホ)|ログ速

ヴォイニッチ手稿の内容は 異世界・パラレルワールドで使われている言語ではないか?
という説。
上記リンク先は 掲示板:2ch(現5ch)での書き込みをまとめたサイト。

記憶が2つあるんだがあらすじ
この世界の普通の記憶とは別に、同時進行で違う生活をしていた記憶があるという不思議な体験を書き込むスレ主。
『違う生活』をしていた時、そこは日本語ではない言葉を話す場所で、そこの文字の読み書きが出来るようになるが、その世界との縁が切れた後、『その言語』が「どこの言葉か調べても分からない」と言う。
スレ主がその文字を書いたメモをアップロードして公開すると、ヴォイニッチ・アルファベットと似ているという反応が返って来る。
「ヴォイニッチ手稿が読める男出現!」
そこから、話の焦点はヴォイニッチ手稿に。
それまでヴォイニッチ手稿を知らなかったスレ主が、見せられた1ページだけを見た段階では
「子供が書いたものみたいだね。夏休みの宿題みたいなもん」
と言っていたのが一転、初めてヴォイニッチ手稿の全ページを見に行った後、「(ヴォイニッチ手稿を)読んできた」「全てわかった」という発言した後、それに反するように「知らない方が良い事もある」「釣りでした」と、話を切り上げて居なくなってしまった…。
ヴォイニッチ手稿の内容が分かった後の態度の変化や、「読んできた」「全てわかった」「知らない方がいい」という発言と「釣りでした」は明らかに矛盾し、スレ主は ヴォイニッチ手稿が読めたにも関わらず その詳細を語らないままスレッドから離れてしまったため、その後もこの件で考察が続いた

新たな解読者あらすじ
『記憶が2つ…』をまとめた『不思議ネット』さんの記事のコメント欄に、『新たな解読者』の書き込みが。
この方は 異世界体験や「ヴォイニッチ手稿の文字が読める」のではなく、ヴォイニッチ手稿を書いたらしき人の記憶が流れ込んでくるというもの(サイコメトリーやチャネリング、リーディングの類?)。
「ヴォイニッチ手稿を読める」と書き込む人は他にも居ますが、ここに登場した人が書く内容は なるほどと思える 興味深い内容です。
ヴォイニッチ手稿を書いた人は、こちらの世界から 何らかの理由で ヴォイニッチ世界(異世界)に移動して、不思議なヴォイニッチ世界の記録を書き記した という内容で、ヴォイニッチ手稿の数ページの翻訳も書いています。
それは 異世界での不可思議な植物や体験を記す著者の日記、記録、観察・研究日誌 のような内容。
コメ主は多忙な合間にたまに現れて書き込んでいるようでしたが、多忙という事もあると思いますが、誹謗中傷もあり 現在はその書き込みが止まっているようです。

寝られないので昔話でもあらすじ
3つ目のリンク『寝られないので昔話でも』は、タイトルからは分からないですが 異世界での経験談で、その体験談とヴォイニッチ手稿は直接関係ないように思われるのですが…。
体験談の後、他の人から「ヴォイニッチ手稿は読めるか?」という質問に対し「なぜか読める」という返答をしたスレ主。
しかし、肝心のヴォイニッチ手稿の内容は あまり明かしてくれない。
やはり「知らない方が良い」と言う。
それでは読めるのか読めないのか分からないが、『ただ文字を読んで分かる内容』と『隠された本当の意味』の2つの内容があるため、「読める」という人の翻訳も 「それぞれ内容が違う」と言う。
上記の理由から、「それを間違ってるとも言えないし、正しいとも言えないから、自分も含めて“読める”という人の言う事を全部信じてはいけない」と。
核心部分には答えないながらも質問に対応した後、伏字を含ませた翻訳文を少し書き込んで、スレッドから去って行きました。

ヴォイニッチ手稿に 『文字を解読して得られる内容』と『更に読み解く必要がある本当の意味』があると、それを知っているスレ主なら、尚更 表面的な内容と真意の両方を訊いてみたいですが…、もう自分が読み解く能力を身に着けるしかないのかw

異星人から聞いた話あらすじ
このスレ主は ネットで見つけたキーワード『チャネリング』『幽体離脱』『瞑想』の手法をネットからの独学で実践していたとの事で、それを始めて7ヵ月目くらいに 突然起こった出来事からの書き込み。
幽体離脱と明晰夢の間?のような認識のようですが、ちょっと形容しがたいようです。
管理人:ヘミシンクユーザーのスピリチュアル体験によく似ているような気がします(アストラルトラベル)
意識だけははっきりと経験した事をリアルに感じているし、思考もハッキリ・行動も自由に出来る状態。
その異空間で出会う存在(地球外の存在)が 地球人の知らない事を知っているようなので 色々と質問した経験が書かれています。
書かれている事のほとんどが興味深い内容ですが、その質問の中にヴォイニッチ手稿の事を質問した事が書かれていて、それに対して、
「宇宙には ルールの違う宇宙が複数ある(例:宇宙A、宇宙B、宇宙C…)」
「同じルールの宇宙の中にも 違う派生宇宙がある(地球人の考えるパラレルワールド?)」
という前提があっての答えとして、(仮に今自分が居るこの世界を 『宇宙A-1』とします)

『宇宙A-1』から『宇宙A-2』等 物理的に移動してしまう事があり、『ヴォイニッチ世界(宇宙A-2)』にも あなた達の住む『宇宙A-1』から移動してしまった人が居て混乱した事だろう

つまり、やはり 異世界へ意図せず迷い込んで…移動してしまった人、または移動して来た人が絡む事で ヴォイニッチ手稿は 未知の言語で出来上がってしまった…という意味になりますね。
『記憶が2つある…』『新たな解読者』の話と つじつまが合います。

『異世界言語説』は、海外ではどのように考えられているのか未確認です。
『ヴォイニッチ手稿の中の宇宙観としてのパラレル・ユニヴァース』という考え方はあるようです
 Parallel universes in Voynich studiesVOYNICH IMAGERY: PERSONAL OBSERVATIONS AND SCHOLIA.

異星人・宇宙人・地球外知的生命体の関与説

Alien writing

Alien writing(異星人の記述?)。説明を見ると 主にチャネリングのような形で文字を伝えられるとの事

 Alien Writings and Symbols by Christian MacéUFO DIGEST
 On “Alien Writing” - An Interview with Mario PazzagliniBiblioteca Pleyades
 The Voynich Manuscript: Extraterrestrial Contact During the Middle Ages?Biblioteca Pleyades

ヴォイニッチ手稿は 異星人が関与しているのではないか?
というのがこの説。

ヴォイニッチ手稿 異星人関与説で有名なのが『Biblilteca Pleyades』というサイトだそうですが、このサイト自体が UFO・地球外生命体 がメインテーマのサイトです。
自動翻訳ですが ざっくり見た限り、上記リンク先では 『どうやって ヴォイニッチ手稿が エイリアンによりもたらされたのか?』の辺りの説明がありません。
おそらく、他のページも見ないと分からないように思われます。
一部 ヴォイニッチ手稿を翻訳したような文章もあります。

異星人が関与したテキストやアルファベットを調べていて、再びこのサイトが出てきました。
左の画像が 『Biblilteca Pleyades』に掲載されていた画像です。
そのページでは 「チャネリングによって 文字や内容が頭に流れ込んでくる」というような表現がありました。

つまりこのサイトでは、ヴォイニッチ手稿は「異星人が書いた」のではなく「異星人が地球人に書かせた」という趣旨であると思われます。
地球の素材で作られた本であり、異星人が関与しているとなれば、この流れがしっくりと来ます。

「異星人が地球まで来る事はできない」
と考える人も居ると思いますが、テレパシーなら離れていても通信が可能かも知れませんね。
テレパシーに距離と通信速度が関係しているかは分かりませんが。
それに、多次元的なとらえ方をすると、物理的な法則が当てはまるとは限りません。
『異世界言語説』の中で『異星人に聞いた話』にもあったように、『ルールが違う宇宙・存在』は 地球人の考える『物理法則』や『生物の概念』の枠の中には当てはまりません。
違うルールの世界、多次元的な視野では『星も生命体』です。
ヴォイニッチ手稿に限らず、これまでの常識で解けない謎は…視野を広げる必要がある。
そういう事かも知れません。

あとがき

学術的な説から 陰謀論、イタズラ、狂人が書いた説、オカルト的、スピリチュアルな説まで、様々な説が浮上するヴォイニッチ手稿。
ここで挙げていない説も沢山あると思います。
こうやって 各説を調べながら書いてみて以外だったのが、「何故読めない言語・暗号で書かれているのか?」についての説はほとんどないんですね。
要は 「解読できてしまえば 何故 読めない方法で記述したかが分かるから 最初にそこを解く必要は無い」という事でしょうか。
ヴォイニッチ手稿が完全解読・解明される時まで、それぞれの人の見方でOKって事で

-ヴォイニッチ手稿, VMについての仮説
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